poco a poco

地球一周と中南米ひとり旅をして感じた旅のこと世界のこと。たまに野球とかいろいろ。

イスラームの視点で見たイスラム教の成立。

 

 

今回はイスラームの成り立ちについて。

 

 

イスラム教の成り立ちといえばアラビア半島ムハンマドが興したというのが一般的な解釈としてあります。

 

しかしイスラームの視点だと少し違った面白い解釈をしています。

 

 

まずは簡単に一般的な成り立ちから書いていきます。

 

 

イスラームの基本的なことについてはこの記事。

 

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イスラームの成り立ち。

 

イスラームで最後の預言者のムハンマド

 

このムハンマドは570年頃アラビア半島のメッカで生まれました。

 

メッカは現在のサウジアラビアにあります。

 

 

この当時のアラビア半島は血縁によって結ばれたたくさんの部族の抗争が絶えませんでした。

 

またムハンマドが生まれたメッカを含む西部は大小さまざまなオアシス都市がありました。

 

 

ムハンマドは商人として暮らしていたが40歳の頃神の啓示をうけます。

 

そこからメッカで布教活動を始めますが当時のメッカは多神教なのに加えて富を独占していた支配者層からの反感を買い迫害の危機になります。

 

 

そこでメディナへ行きそこで信仰で結ばれた共同体を作りとしてメディナ憲章をつくりました。

 

これはメッカからの移住者とメディナの住民が一つの共同体として助け合って暮らすための規範です。

 

その後メッカのクライシュ族という一族とユダヤ教徒のナディール族という一族との戦い(ジハード)を経てアラビア半島を統一しました。

 

 

こうしてイスラームアラビア半島で定着していったというのが一般的なイスラームの成り立ちです。

 

 

イスラーム的視点のイスラームの成り立ち。

 

イスラームの視点から見ると同じ神を信仰しているユダヤ教キリスト教イスラームだったという解釈をします。

 

つまりイスラームムハンマドが生まれる前からあったという考え方です。

 

ではいつイスラームはできたのか。

 

それは地上に預言者が現れ神の啓示を聞いたときです。

 

なのでイスラームの啓典のコーランにはモーセもイエスも預言者として記されており、この二人を含む預言者たちはイスラームの預言者であるという考え方です。

 

 

ではムハンマド以前の預言者とムハンマドでは何が違うのか。

 

ムハンマドは神の言葉をそのまま伝えた預言者という解釈です。

 

しかしモーセやイエスは当時のユダヤ人たちの状況に応じた形で神の法を説いた預言者という解釈をしています。

 

つまりムハンマドは神の言葉をそのまま伝えたのに対してモーセやイエスは神の言葉をそのときの状況や情勢に応じて自分なりの解釈で伝えたということです。

 

 

そしてムハンマドは最後の預言者であり神が最後に選んだのだから最大の預言者であるというのがイスラーム的な預言者の見方なのです。

 

 

ではユダヤ教キリスト教はなんなのか。

 

それは預言者が興したものではなく後世の人間がつくったものというのがイスラーム的な考えかたです。

 

 

まとめ

 

イスラームはもともとあってそれを形にしたのがムハンマドというイスラーム的な視点の考え方。

 

キリスト教文化の欧米諸国とそれに影響を受けている日本では考えられないような視点です。

 

宗教間で様々な解釈の仕方があって、さらには一つの宗教の中にも様々な解釈があります。

 

今回書いたイスラーム的な考え方というのも一つの解釈です。

 

 

 

 

 

 

 

増え続けるイスラームの人々。

 

今回は世界のイスラームについて。

 

イスラム教の簡単な概要は前回記事で。

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世界のイスラーム人口

現在世界には16億人ほどのムスリムがいると言われています。(2014年データ)

 

これは世界の宗教人口でキリスト教徒に次いで2番目に多いです。

 

国別で見てみるとインドネシアが1番多く次いでインド、パキスタンバングラディシュ、ナイジェリアという順になっています。

 

イスラームといえば中東やアラブ人というイメージが強いと思いますが世界的に見ると全世界に広がっていることがわかります。

 

 

また日本に目を向けてみると日本人のムスリムが1万人程度でそれ以外のムスリムが10万人程度です。

 

これは人口の0,1%で世界で最もムスリムが少ない国ということになります。

 

 

増加するムスリム

現在世界に16億人いるというムスリムですが2030年には22億人になる見込みだそうです。

 

これは世界人口の約26%でイスラームが世界の宗教人口で1番になるといわれています。

 

 

ヨーロッパに増えるイスラーム

世界的に増加しているムスリム

 

ヨーロッパでも移民や難民が流れてくることでムスリムが増えています。

 

そしてムスリムだけでなくモスクも増加しています。

 

その背景にあるのはキリスト教徒の教会離れです。

 

キリスト教徒は基本的に教会に所属して教会税というものを支払っています。

 

ここでこの教会税を払うのを嫌がるキリスト教徒が教会から離れていってしまう傾向にあります。

 

特にプロテスタントの多いドイツやイギリス、北欧にこの傾向が強いです。

 

教会税を払う人が少なくなってしまった結果教会が維持できず売却されてしまっています。

 

そこでその売り先として居抜きという形でモスクになることが多いのが最近のヨーロッパでみられているということです。

 

なぜムスリムは増えるのか

 

現在凄まじい勢いで増えているムスリム

 

歴史的に見るとイスラームは文化的、経済的に優れていました。

 

そのため布教活動がほとんどないにも関わらず自発的にムスリムになる人が多くいました。

 

では現在ではどうなのか。

 

まずイスラームには入信の儀式のようなものがなく信仰の告白をすればムスリムになれるという点がムスリムが増える理由の1つだと言えます。

 

そして最大の要因は女性はムスリムとしか結婚できないということや子だくさんが多いということがあげられます。

 

日本では少子化ですがムスリムの多い地域では子どもの数が多く単純にムスリムが増えているというのがムスリムが増えている大きな理由ではないでしょうか。

 

 

 

世界で増え続けているムスリム

 

近い将来日本でも移民や難民の受け入れで増えていく可能性があります。

 

また旅の途中でイスラム圏の国に行くこともあると思います。

 

そのときに最低限のイスラーム知識を知り、そして理解することがこれから大切になっていくんしゃないかなと思います。

 

 

 

世界を旅するなら知っておきたい宗教の話。

旅をしていて現地の人や外国人旅行者と話をすると宗教の話になることも多いと思います。

 

僕もグアテマラで2週間ホームステイをしていたのですがホストファミリーと宗教の話になりました。

 

世界を旅をしていると必ず耳にする宗教の話。

 

そんな宗教の話をしたいと思います。

 

世界の3大宗教といえばユダヤ教キリスト教イスラム教です。

 

このうちキリスト教が現在の世界で1番人口が多い宗教です。

 

ちなみに僕が今回旅した南米はキリスト教徒が非常に多い地域です。

 

その証に現在のローマ教皇フランシスコはアルゼンチン出身です。

 

 

世界の3大宗教には大きな共通点があります。

 

それは唯一の神を信じる”一神教”であることです。

 

さらにこの3つの宗教が信仰している神は同じ神なのです。

 

 

この3つの宗教はユダヤ教キリスト教イスラム教の順に成立して行きました。

イスラム教の考え方は少し違いますが詳しくはまた後日)

 

 

そしてそれぞれの宗教が成立してから現在に至るまでこの3つの宗教の間には対立関係があります。

 

もちろん対立せずに共存していた時代や地域もありま。

 

しかし、現在のイスラエルユダヤ教)とパレスチナイスラム教)の対立やヨーロッパ(キリスト教)に見られるユダヤ教徒への差別など未だに解決の糸口の見えない問題が山積みです。

 

なぜここまで深い対立関係にあるのか。

 

理由は様々で宗教だけの問題ではないことが多いように感じます。

 

しかしこの問題の根源は成り立ちが影響していると僕は考えます。

 

 

キリスト教ユダヤ教を非難する形でできあがりました。

 

そしてイエス・キリストユダヤ教徒に処刑されました。

 

 

イスラム教はユダヤ教キリスト教を同じ神を信じる兄弟のような存在として「啓典の民」としていますが、ユダヤ教選民思想キリスト教の三位一体などを強く批判しています。

 

またそれぞれの宗教のなかでも様々な派閥で対立しています。

 

 

同じ神を信仰しているからこそ起こる対立であって、それに加えて宗教が政治の争いやや権力争いに利用されている結果が現在の宗教の対立です。

 

 

次からはイスラム教を中心に各宗教間の対立やイスラム教間の対立について書いていこうと思います。

 

 

 

 

旅にもっていきたい本 ”アルケミスト”


 僕が旅にもっていきたい本。


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アルケミスト 夢を旅した少年」


昨年の世界一周にも持っていき、世界一周中に3回ほど読みました。



どんな物語かというと、

スペインを羊飼いとして旅している少年があることをキッカケにアフリカに渡り、

今のモロッコからエジプトのピラミッドを目指して旅をする物語です。



旅が題材になっている物語ですが、旅に限らず人生において大切なことがこの一冊に詰まっています。


ページ数も多くなくとても読みやすい本です。

そして、何回読んでも毎回違うことを考えるキッカケになる不思議な本です。



 

世界一周日記 ”ベリーズでマヤ文明のピラミッドに登る”


中米のカリブ海に面している小さな国ベリーズ

 
ベリーズといえばブルーホール。


グレート・ブルーホールはカリブ海に空いた巨大な穴!実際に潜る動画と共にご紹介! 


ですが僕はマヤの遺跡に行ってきました。


マヤ文明といえば2012年問題で有名になったあの文明です。


ベリーズにはいくつかマヤの遺跡があります。



僕が行ったのは、シュナントゥニッチ遺跡 。



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これがシュナントゥニッチ遺跡のメインでもあるエル・カスティーリョというピラミッド。


このピラミッドに登ることができます。


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こんな感じの階段がてっぺんまで続きます。

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これは頂上付近の模様?


シュナントゥニッチは”石の女”という意味らしいです。

この遺跡には全身白い衣装を着た女の幽霊が出てきて、

このエル・カスティーリョに登り壁の中に消えていくという逸話があります。



てっぺんからの景色はこんな感じです。

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この遺跡の周りはジャングルなので遠くまで見渡せてとても気持ちいいです。

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パノラマ。

このピラミッドはベリーズで2番目に高いとのこと。

1番目は知らないし、世界で何番目なのかも知りません。



ピラミッドといえばエジプトですが、中米にはたくさんのピラミッドがあります。

エジプトのピラミッドは登ることができないので、

ピラミッドの頂上まで登りたいという人にはオススメです。



ちなみにシュナントゥニッチ遺跡の後は近くの小学校で遊んできました。

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英語とスペイン語とマヤ語を喋る子どもたち。

どの言葉もまったくわからないけど楽しかった!